スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

光吸収率が現在の100~1000倍の太陽電池

 岡山大大学院の池田直教授のグループが、現在使われているシリコン製太陽電池の100~1千倍の光吸収率がある太陽電池の開発を進めていると、山陽新聞が報じました。

 雨の日は勿論、夜間でも発電可能であり、しかも高価なシリコン原料に比べて安価だということです。
 光吸収率が高い理由のひとつが、既存の太陽電池が可視光しか吸収できないのに対して、赤外線も吸収できるからだということです。
 また、現在の太陽電池がパネル状なのに対して、粉末状であるため、薄く延ばすことができて、建物の外壁などにも塗れるとのことです。
 2015年までの実用化を目指しているということです。



 ちょっと凄いニュースですね。現在の太陽電池の発電効率が15%くらいですから、100倍だとしても1500%になります。え? 1500%の発電効率ってどういうことでしょうか? 千倍なら15000%になりますね。
 よくわかりませんが、発電効率を計算する時の分母も大きくなるのでしょう。例えば太陽から受ける赤外線などのエネルギーが凄く大きいのだと思います。いずれにしても、家庭用の現在の大きさの太陽光発電システムでは発電容量が4kWくらいですが、同じ大きさでも少なくとも40kWとか発電量が劇的に増えそうです。当然発電コストも下がるでしょう。

 こんな凄い太陽電池が、しかもより安価で設置できてしまうのであれば、あちこちに付けてしまいますよね。

 この発電効率の高い物質はRFe2O4などの酸化鉄物質で、誘電体なのですが、普通の誘電体とは違う特性を持っているらしいです。
 そしてこの物質を使うと、次のような技術に応用できる可能性があるとのことです。
(1)集積回路で使うコンデンサーを、今より高速反応で、今より耐久性があり、今より低消費電力で、今より小型にできる。
(2)コンピューターなどで使うメモリーなどを、今より高速反応で、今より耐久性があり、今より低消費電力で、今より小型にできる。
(3)発電効率が画期的に高い太陽電池を実現できる。

 池田教授の論文をみると、太陽電池よりも、コンデンサーやメモリそして超伝導などの話の方が優先度が高そうにも見えます。回を改めて、技術的にもう少し詳しい話にも触れてみたいと思います。

 この夢の太陽電池が、目標通りに2015年までに実現されることを祈ります。

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック

http://taiyokoh.blog84.fc2.com/tb.php/24-cb34c2f8

カテゴリ

最新記事

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

ソーラン

Author:ソーラン
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。