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マサチューセッツ工科大学が太陽光がいらない太陽光発電セルを開発

 マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、太陽光線がなくても発電する、太陽光発電セルを開発したと、この程、科学雑誌に発表しました。

 可視光線以外の、紫外線や赤外線による太陽光発電セルは今までも開発されていましたが、発電効率が良くありませんでした。 今回、マサチューセッツ工科大学の研究チームは、その発電効率を実用可能レベルまで引き上げました。

 今回開発された画期的技術は、半導体ソーラーセルの外側に薄いタングステン層を作り、そのタングステン層にナノレベルの、孔や突起をつくることで、この層を通る熱、すなわち赤外線を、もっとも発電効率の良い波長の光に変換するというものです。タングステンはレアメタルではありますが、すごく高価というわけでもなく、使用量も少ないので、材料費の問題は無いようです。

 MITのチームは、マイクロ発電機を開発しており、それは、腕時計に使うリチウムイオンのボタン電池ほどの大きさだということです。これはブタンを燃やして、その熱を光に変換して発電するという仕組みのものです。しかも、その発電効率はリチウムイオンボタン電池の3倍という高効率のものです。そして、その発電効率を、更に3倍にしたいとのことです。

 無駄に捨てられている熱は、この世の中には無限にあります。テレビや自動車など、ほとんどすべての機械の中には、熱を放出している部分があります。今回の研究成果では、このような無駄な排熱を利用して発電することを可能にしました。

 MITのチームによれば、さらに発電効率を上げることで、スマートフォンが、自身からの熱を発電に使うことで、充電やブタンなどの燃料供給を、1週間しなくても良くなるとのことです。

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 同じような研究で、画期的という意味では、前にご紹介した、光吸収率が現在の100~1000倍の太陽電池 の方がはるかに素晴らしいと思いますが、今回のMITの研究の素晴らしいところは、ほぼ実用段階に到達しているということですね。

 また、目指しているのは、大容量発電ではなく、小電池代替だということもあります。この分野では、マイクロ燃料電池などもありますが、今回のMITの発表を聞く限りでは、マイクロ燃料電池より、商業化には近そうです。

 ただ、この路線を進めていくと、携帯電話の電源として、太陽光を使ったり、熱を使ったり、燃料を使ったりということになると、使っている身としては、結構管理が複雑になり、だったら今までの充電方式でいいやということになるかもしれませんね。

 電力不足で、原発に頼れなくなった日本人としては、排熱による大容量発電にも期待したいところです。

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